君のとなりで、恋をする
⸻最初のホームルーム。


出席番号順、私は窓際の後ろから二番目。

前の席の名札は「中川」。


「やっぱり! 後ろが長谷川さんだよね? よろしくね、(すい)ちゃん!」


太陽みたいな笑顔の中川(もえ)が振り向く。


「……うん。よろしく」

「部活どうする? 私、バスケ部の見学行く。マネージャー募集してるって。一緒に行こ!」


曖昧に笑う私に、萌は「決まりね!」と明るく言った。

抗う理由は、なかった。


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