君のとなりで、恋をする

19話 重なる想い

──朝日が差し込む教室。


ノートを開きながら、美月は窓の外に視線を投げた。

友達と笑い合いながら登校してくる煌大の姿。

昔からずっと、目が離せなかった。

小学生の頃から、気づけば好きだった。

中学では、断った相手にしつこく迫られたとき、迷わず自分を庇ってくれた。

その瞬間から――煌大だけは特別だった。

言い寄ってくる男子は多かった。

けれど、煌大のように自然に、まっすぐ守ってくれる人はいなかった。

だからこそ、今も変わらず、ずっと想い続けてきた。



< 95 / 140 >

この作品をシェア

pagetop