君のとなりで、恋をする
「あ……えっと……そう…ですかね?」


戸惑って視線を逸らす。

ドキドキして答えに迷ってしまう。

指先に汗がにじむのを感じながら、お弁当の卵焼きを見つめた。

美月先輩は私をまっすぐ見つめたまま、柔らかく笑った。


「……気づいたら目で追ってる、とかでしょ。わかるよ、その感じ」


その声は優しいのに、どこか遠くを見ているようだった。




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