続・幼なじみの不器用な愛し方
◇あとがき◇
おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいる。
そんな姿をはっきりと思い描いたのは、彼らが初めてだったように思います。
自分の作品について語るのは苦手なので普段は基本的にあとがきを書かない派なのですが、
(書籍用にあとがきを書く時は、本編以上にひいひい言いながらなんとか書いてます)
随分と長くなってしまった彼らとの付き合いを残しておきたいと思い、書くことにしました。長いので、だーーーっとスクロールしてもらっても大丈夫です。
『幼なじみの不器用な愛し方』は、この『続・幼なじみの愛し方』の内容が書きたくて書き始めたお話でした。
とはいえ本編はやはり高校時代のお話の方なので、このお話は以下『続編』とします。
最近はサイトではラブコメを書くことが多かったですが、元々の作風は随分違って、本編はずっと片手間に書いていました。
そのため、時間が空いてしまって何度か書き直して……を繰り返し、書きたかった続編に到達するまでに、途方もない時間をかけてしまいました。
旧バージョンのデータも一応非公開で残っているのですが、いただいた中で最も古いコメントが2014年の春で、さすがに笑いました。続編完結までを合わせると、干支一回りかぁ…………。
これは余談ですが、旧データの旧タイトルは【幼なじみはあたしだけのナイト様】なんていうとんでもなく恥ずかしい名前でした。一周回って面白いので堂々と明かしちゃいますが。
ヒーロー・有斗の名前は、“ナイト”というワードから色々繋がり、ナイト──ない──無い──有る──有斗──になったのだと思います。
過程が合ってる自信はないけど、ナイトというワードから引っ張ったのは覚えてます。センスについてはどうか口を閉ざしてやってください。
経緯はともかく、有斗という名前は気に入ってます。
わたしの中で、物語は幕を下ろした瞬間にわたしの手を離れます。なので、他の作品でたくさんの続編希望のお声をいただいても書くことはありませんでした。
物書きをして随分経ちますが、これが初めての続編です。文章を紡ぎながら、主人公達の人生の終わりを考えたのは初めてでした。
構想から完結までに膨大な時間がかかったこのシリーズですが、結果としては書いたのが今でよかったなぁと思っています。
特に続編は難しい内容だったし、今だからこそフォーカスできた箇所もあるのではないかなぁと。10代の頃に書いていたら、きっと穴だらけになっていました。
とはいえ今のわたしも妊娠出産を経験していないので、おかしい点やそんなことあるわけないやろ!ってところも多々あると思います。あっても温かい目でスルーしてやってください。いつか自分が経験することがあれば、読み返してこっそり修正するかもしれません。
続編は、中盤まさかのヒーロー不在だったので、主人公を取り巻く脇役の出番が多くなりました。
その間、主人公に影響を与える役割をヒーロー以外が担ってくれたので、脇役にスポットを当てる回数も多く、その分思い入れの強い人物も多くなりました。
わたしのお気に入りは、わたしが思っていた何倍も活躍してくれた石田智大です。ありがとう石田さん。関西弁で、めちゃくちゃ書きやすかったです。
書くのが亀ほど遅いわたしなので、続編も年単位で時間がかかるんじゃないかなぁ──と思っていましたが、ちょうど3ヶ月ぴったりで完結まで漕ぎ着けることができました。
それもひとえに、本編を読んでくださった方、続編の更新を追いかけてくださった方のおかげです。
PV数が変動する度、何より感想をいただく度に、励まされ、それが書く力になっていました。
本当にありがとうございました。
次ページからは、おまけです。
本当は続編のラストに入れたかったのですが、有斗とよりを戻してからのラスト2節はエピローグのイメージで書いていたため、これまで入れちゃうと長すぎるなと思ってカットしたシーンです。
楽しんでいただければ幸いです。
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
2026.02.15
砂倉春待
- 追記 -
続編は2026年のカレンダーを基に書きました。
今年一年、作者は2人に思いを馳せながら過ごすことと思います。
せっかくなので、こちらに記しておきます。