続・幼なじみの不器用な愛し方
「パパがいってた! パパも会いたかったって!」
朝陽のリークに思わず笑ってしまうと、有斗が渋い顔をした。
「ほんと、石田さんのこと大好きだね?」
「……そりゃ。俺だってサイン会行きたかった」
「名前とサイン入りで、本送ったじゃんって言ってたよ」
「それとこれとは話が別だ」
有斗が作家・石崎とものファンだと知ったのは、朝陽が生まれてすぐのことだった。
わたしが熱心に読んでいた本に気付くなり、有斗の表情が変わった。
元々は本なんて読まなかった有斗だけれど、演技の世界に入り、色んな作品の原作を読むようになった。
数々の作品を読んでいく中で、作品だけでなく作家としてファンになったのが石崎ともだったという。
有斗が本を読むことはもちろん知っていたけど、ファンの作家さんがいるなんて知らなかったわたしは、興奮気味に食いついてきた有斗に目を丸くした。
美月も好きだったのか!?と距離を詰めながら訊ねられ、あまりの勢いに思わず石田さんのことをこぼしてしまうと、有斗はあんぐりと口を開けて言葉を失っていた。
誰かを崇拝するような有斗を見るのは初めてで、石田さん本人にファンであることをわたしが明かし家族ぐるみでの交流が始まってからも、有斗の中で石田さんは特別な存在であり続けている。
朝陽のリークに思わず笑ってしまうと、有斗が渋い顔をした。
「ほんと、石田さんのこと大好きだね?」
「……そりゃ。俺だってサイン会行きたかった」
「名前とサイン入りで、本送ったじゃんって言ってたよ」
「それとこれとは話が別だ」
有斗が作家・石崎とものファンだと知ったのは、朝陽が生まれてすぐのことだった。
わたしが熱心に読んでいた本に気付くなり、有斗の表情が変わった。
元々は本なんて読まなかった有斗だけれど、演技の世界に入り、色んな作品の原作を読むようになった。
数々の作品を読んでいく中で、作品だけでなく作家としてファンになったのが石崎ともだったという。
有斗が本を読むことはもちろん知っていたけど、ファンの作家さんがいるなんて知らなかったわたしは、興奮気味に食いついてきた有斗に目を丸くした。
美月も好きだったのか!?と距離を詰めながら訊ねられ、あまりの勢いに思わず石田さんのことをこぼしてしまうと、有斗はあんぐりと口を開けて言葉を失っていた。
誰かを崇拝するような有斗を見るのは初めてで、石田さん本人にファンであることをわたしが明かし家族ぐるみでの交流が始まってからも、有斗の中で石田さんは特別な存在であり続けている。