激甘な溺愛は警報級
沙夜ちゃんいるのに、他の女の子にキャーキャー言われても嬉しくない。
食べ終わった沙夜ちゃんは、リュックをごそごそしながら、
「いくら?」
とのたまっていた。
「なに、財布出させる気ないんだけど」
「昭和にタイムスリップした感じ?」
「付き合った当初、俺の数歩後ろ歩いてたのは誰かな?昭和タイムスリップは沙夜ちゃん」
むくれた顔で見てきた。
「ご馳走様です」
「よろしい」
それからマップを見ながら、あの子可愛いこの子可愛いとウロウロして、16時10分くらいに出口付近に向かう。
普通にデートしちゃってた。
集合場所近くに、既に綾波さんがベンチに座ってスマホをいじっていた。
そのすぐ後に、シノンと蒼井さん。
ちょっとギリギリに遥人が。
「ごめんなさい、夢中で見てたら遅れました」
と、謝っていた。
「気を付けてくださいね」
と蒼井さん。