虐げられた私が姉の策略で結婚させられたら、スパダリ夫に溺愛され人生大逆転しました。


「離してください。アーデン侯爵。父に私を落とすよう言われましたか? それともお姉様? ラキアス皇子? 誰かの言いなりになる程度の男に用はありません」

私は彼を突き放すように、わざと彼を名前ではなくアーデン侯爵と呼んだ。
私は思いっきり彼を突き返そうと力を込めたが、全くビクともしなかった。

「私は自分の言いなりにしかなりませんよ」
私をそっと離して見つめてくる彼の碧色の瞳には、周囲のバラに負けないくらい真っ赤になった私の顔が映っていた。













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