どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
それゆえテオドールは王太子の器ではないとロランは思っていた。
「ああ、まったく参ったよ。クラリスは強情だし、父上はクラリスがお気に入りだ。聞く耳すら持ってくれず、謁見の間を追い出された」
ロランが、苦々しい思いをテオドールに告げる。
「なかなか前途多難ですね。それはそうと王妃陛下が兄上をお呼びです」
「ああ、まったく参ったよ。クラリスは強情だし、父上はクラリスがお気に入りだ。聞く耳すら持ってくれず、謁見の間を追い出された」
ロランが、苦々しい思いをテオドールに告げる。
「なかなか前途多難ですね。それはそうと王妃陛下が兄上をお呼びです」