どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 レオノーラはロランの実母であるが、テオドールにとっては義母に当たるので、彼はレオノーラを『王妃陛下』と呼ぶ。
 なぜなら、レオノーラがテオドールにそう命じたからだ。
 レオノーラは、テオドールが側室の子供だからという理由で嫌っているが、彼はロランに懐いていた。
「そうか。母上だけでも説得できればいいのだが、テオはどう思う?」
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