どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
そう言ってロランが踵を返すと、テオドールが再び声をかける。
「兄上、僕は兄上がルイーズ嬢とうまくいくことを願っています」
「ああ、母上ならば、きっとわかってくれるだろう。しかし、まさかクラリスがあそこまで頑なに己の罪を認めないとは思わなかった。ルイーズの言う通り、クラリスはとんでもなく厚顔無恥だ」
「兄上、僕は兄上がルイーズ嬢とうまくいくことを願っています」
「ああ、母上ならば、きっとわかってくれるだろう。しかし、まさかクラリスがあそこまで頑なに己の罪を認めないとは思わなかった。ルイーズの言う通り、クラリスはとんでもなく厚顔無恥だ」