どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 その件に関して、クラリスに王太子としての立場を立ててくれと伝えた。
 なぜ自分がこのようなことまでしなければならいのかと、腹が立って仕方がない。
 クラリスはあっさりと了承したが、結局状況は変わらないままだ。
 レオノーラに相談すると、クラリスを厳しく叱ってくれた。
『クラリスは出しゃばりなのよ。自分が掌握しなければ気が済まないの。私がきちんと教育するから大丈夫』
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