どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
「はい、ベルモント家の執事がそう申しておりました」
「くそ、いったいどういうつもりなんだ」
 ロランは悪態をついた。
 あのクラリスが行方も告げず家を出るなど考えられない。
 おそらくロランと顔を合わせたくないのだろう。それかクラリスになにか意図があるのか。
 ロランは不安になった。
 ◇◇◇

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