再逢

日髙side

「‥‥日髙さ‥」

白い滑らかな肌にシーツをかけると、
可愛い寝言を言う彼女を見て笑みが
溢れる

(少し無理させたな‥‥)

この歳になって、こんなにも感情が昂り
相手を愛しく思える日が来るなんて昔は想像もできなかった

ただ欲を吐き出すだけの行為に意味もなく、その日だけの付き合いがなかった
わけじゃない

こんなにも白い肌に痕を残して、まるで
盛った少年のようだ‥‥‥

気持ち良さそうに眠る彼女の髪を撫で
ながら、スマホのアラームを設定する為
画面を開くと、そこに来ていたメールに
顔を顰める。

『‥‥‥はぁ』

さっきまでの幸せな余韻が一気に冷める
ような内容に返信もせず画面を閉じると、香那を腕の中に引き寄せ抱き締めた


「‥‥ん‥‥」

一難去ってまた一難か‥‥‥
次の相手は手強いな‥‥さて‥どうするか。

巻き込みたくはないが、この問題をずっと引き延ばす訳にもいかない。
それほどに、彼女を手放すという選択はもう自分にはなさそうだ。

彼女の温もりを今だけは感じて眠ろう‥

《‥‥‥大丈夫‥君ならできるさ。》

圭吾の声が聞こえた気がしたけれど、
温かい温もりにそのまま目を閉じた


日髙side end
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