知らないことは知らないままで
私はラムネを地面に置いて
結衣の墓に話しかけた


「結衣…。
今まで来れなくてごめんね…。
私怖かったんだ…行くのが…
私…結衣が死んでから
色々とあって…
結衣が妬ましかった…。
周りが求めてるのは
私ではなくもちろん結衣で…
私も私なりに頑張ってだけど
私には無理だった…。
でもね…ここ最近やっと
自分の心の中で…
やっと気持ちの整理がついた
結衣…勝手に妬んでごめんね。
そして私を助けてくれてありがとう。」


私はいつの間にか
流れていた涙を拭いた

私はラムネを飲みきり
最後に線香をたてて
手を合わせた


「結衣、ありがとう。
またいつかお空の上で会おうね?」


私は結衣のお墓を後にした
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