知らないことは知らないままで

もう…

羽衣side

謙太の部屋・朝


次の日の朝

私は謙ちゃんより早く目覚め
謙ちゃんを起こさないように
一階にある洗面所に向かった


「うーん…顔をあらお…
えっ…?」


洗面所の鏡を見たら
私が映ってなかった…


「えっ、なんで…」


私は鏡がおかしいのではないのかと思い
一生懸命、袖の裾で擦った

でも、鏡は変わらなかった…


「もう、時間がないのかも…。」


私の頬には一筋の涙が流れていた
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