ハル
目にも止まらなう速さで水を再装着したかと思うと、諒からの攻撃を横に転がってよける。
避けた先ですぐに体制を立て直して水を浴びせてくる。
こんな動きに勝てるわけがない。
3対1で余裕だと思っていたけれど大間違いだったみたいだ。
ハルのせいで頭からすっかりスブ濡れだ。
「ちょっとタンマ、さすがに疲れたな」
諒が前髪をかきあげる。
水滴がパラパラと落ちてきて頬に滴る様子に心臓がドクンッとはねた。
同じ14歳だとは思えない色気を感じてすぐに視線をそらせた。
「真子、また顔真っ赤だよ?」
隣の愛に茶化すように言われても顔を上げることができなかった。
「ハル、少し休憩しよう」
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