ハル
私は昨日、愛にハルが暗号を呟いているときの動画を送ってしまったことを思い出したのだ。
「まさか愛、あの動画を見せたの!?」
「し、知らなかったの! タイムマシンとか、そのための暗号だなんて! ただ私はお父さんに言われるままここにきてて……だからっ」
うぅっとうめき声を上げてその後は言葉にならず、泣き崩れてしまった。
「君から愛にロボットの写真が送られてきた時、まさかと思ったんだ。ロボット研究者は他にも沢山いるからね。だけど僅かな期待にかけて愛に君とのやりとりを続けさせたんだ。そうしたら暗号までこちらの手に入ったよ」
くっくと笑い、後に控えている男へ視線を向ける。
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