ハル
私は球体を両手でつかみ、両足で段ボールを固定してズルズルと中身を引きずり出した。
「本当にロボットだ!?」
出てきた小型ロボットに思わず声が出た。
それは私の膝くらいの大きさがある人形ロボットだったのだ。
大きな目の奥にはカメラが埋め込まれていて背中側にはネジが見える。
ここを開ければロボットの内部構造がわかるようになっているんだろう。
全体的に丸いフォルムで可愛らしい雰囲気のロボットをしげしげと眺めていると、突然目の部分が青く光始めた。
「え、もしかして起動しちゃった?」
段ボールから出したときにスイッチを押してしまった可能性がある。
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