ハル
それにはまたパスワードが必要みたいだ。
「私のお父さんは10月16日生まれだよ。おじいちゃんと一番仲が良かったはず」
兄弟の中でひとりだけロボットに興味を持ち、その知識を私にも教えてくれた人だ。
最近は過保護っぷりが加速してきてうっとおしいけれど、小学生の頃まで私達の関係はうまくいっていた。
「ビンゴだ!」
諒が指をパチンッと鳴らして画面を見つめる。
そこには私には解読できない英数字が並んでいる。
「これがハルのコア?」
「あぁ。笠原のじいちゃんはやっぱりわざとハルからコアを抜き出してたんだ」
「でもそれってどうして?」
「さぁ? 理由はこれをハルに戻せばわかるさ」
「私のお父さんは10月16日生まれだよ。おじいちゃんと一番仲が良かったはず」
兄弟の中でひとりだけロボットに興味を持ち、その知識を私にも教えてくれた人だ。
最近は過保護っぷりが加速してきてうっとおしいけれど、小学生の頃まで私達の関係はうまくいっていた。
「ビンゴだ!」
諒が指をパチンッと鳴らして画面を見つめる。
そこには私には解読できない英数字が並んでいる。
「これがハルのコア?」
「あぁ。笠原のじいちゃんはやっぱりわざとハルからコアを抜き出してたんだ」
「でもそれってどうして?」
「さぁ? 理由はこれをハルに戻せばわかるさ」