俺様御曹司はパイロットになって愛しい彼女を迎えに来る
「空、お前が好きだ。空の全部を貰っていいか?」

というと、空は真っ赤になって小さく頷いた。

空は顔を赤くして隼人のキスに応えた。隼人は空の胸が大きくてきれいだと言って喜んでいた。

スタイル抜群だと褒めてくれた。

綺麗、可愛い、エロイと褒めっぱなしだった。エロイは褒め言葉かどうかは?だが…

お互いぎこちないセックスだったが、でも隼人は空を優しく、ゆっくりと時間をかけて抱いてくれた。

それが空の今までの唯一の体験なのだ。隼人以外には体を許した相手はいない。

だから、空はまた隼人と恋人になれるのは嬉しかった。

もうお互いいい大人になったのだ。

高校生の時とは違う。相手を思いやれる恋人同士になれるはずだ。

そして隼人は空を抱きしめながら

「ならまた恋人同士に戻れるな。もう俺んちに引越して来いよ」

「私が隼人の所に行ったら、美空が一人になっちゃうよ」

「美空の事は心配しなくてもいいかもな。鈍感な空はわからないだろうが健吾がちゃんと考えてるよ」

「ええっ、健吾と美空ってそういう仲なの?全然知らなかった。今日美空に問い詰めなくっちゃ、何も言ってくれないんだから」

「だから、空は鈍感娘何だよ」

「はああ?」としか言いようのない空だった

「さあ、帰って二人に報告して一緒に住むことを相談しよう」
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