天下無双なヴァンパイアは番を探し続ける
4 平穏な学校生活
翌日──
朝、教室の前で立ち止まる。
あれから一晩中考えてた。いや、考えたくなくても勝手に脳内で神牙さんが再生される。
『俺に関わるな』ってあの顔。あの目。あの声。
寝不足でクマできてない? って自分の顔をスマホのインカメで確認してから、深呼吸して教室の扉を開ける。
「よし……平凡、平凡……平凡な生活、いける……っ」
思った。本当に、思ってた。
のに、現実は甘くなかった。
クラスの席が貼り出された掲示板で、自分の名前を見つけたとき、思わず二度見してしまった。
【一年A組 白城沙音】
……そして、そのすぐ下に。
【一年A組 神牙夜翔】
(え? ちょっと待って、今見間違えた? 私、寝不足だし、名前が幻覚になって──)
いや、なってない。間違いなく同じクラス。
(……あーーーーー最悪だぁああああ……!!)
心の中で思いっきり叫んだ。顔には出さない様にしたけど、口角は引きつってたかもしれない。
朝、教室の前で立ち止まる。
あれから一晩中考えてた。いや、考えたくなくても勝手に脳内で神牙さんが再生される。
『俺に関わるな』ってあの顔。あの目。あの声。
寝不足でクマできてない? って自分の顔をスマホのインカメで確認してから、深呼吸して教室の扉を開ける。
「よし……平凡、平凡……平凡な生活、いける……っ」
思った。本当に、思ってた。
のに、現実は甘くなかった。
クラスの席が貼り出された掲示板で、自分の名前を見つけたとき、思わず二度見してしまった。
【一年A組 白城沙音】
……そして、そのすぐ下に。
【一年A組 神牙夜翔】
(え? ちょっと待って、今見間違えた? 私、寝不足だし、名前が幻覚になって──)
いや、なってない。間違いなく同じクラス。
(……あーーーーー最悪だぁああああ……!!)
心の中で思いっきり叫んだ。顔には出さない様にしたけど、口角は引きつってたかもしれない。