天下無双なヴァンパイアは番を探し続ける
3 いらつき【side 夜翔】
神牙夜翔はイラついていた。
理由なんて、知るか。
……いや、少しは分かっている気もする。けど、凛夜以外どうでもいい自分にとっては、それを考えるのがもう、めどくせぇ。
胸の奥がざわついて、無性に何かに当たりたくなる。で、当たってしまった自分にまたムカつく。
……俺らしくもねぇ。
もともと、生徒代表とかいう意味不明な役を押し付けられた時点で、機嫌は悪かった。
けど今のこれは、それだけじゃねぇ。なんつーか、もっとこう……モヤモヤするやつだった。
で、気づけば──
俺は、白城沙音に当たっていた。
入学式のステージの上で見かけた時、なんか引っかかった。
視線が止まった。それだけのはずだったのに、どうにも頭から離れない。ずっと頭に残ったままだ。
だから、校門で待っていた。
理由? 別に深い意味なんかない。ちょっと気になっただけだ。
理由なんて、知るか。
……いや、少しは分かっている気もする。けど、凛夜以外どうでもいい自分にとっては、それを考えるのがもう、めどくせぇ。
胸の奥がざわついて、無性に何かに当たりたくなる。で、当たってしまった自分にまたムカつく。
……俺らしくもねぇ。
もともと、生徒代表とかいう意味不明な役を押し付けられた時点で、機嫌は悪かった。
けど今のこれは、それだけじゃねぇ。なんつーか、もっとこう……モヤモヤするやつだった。
で、気づけば──
俺は、白城沙音に当たっていた。
入学式のステージの上で見かけた時、なんか引っかかった。
視線が止まった。それだけのはずだったのに、どうにも頭から離れない。ずっと頭に残ったままだ。
だから、校門で待っていた。
理由? 別に深い意味なんかない。ちょっと気になっただけだ。