こまかくて



「そういえば……どこ?」

「さっまで居たよね?」

「家に帰ったか?」

「帰ってないと思うよ。
バッグもスマホもあるから」



お酒の缶やおつまみが散乱しているテーブルの上に置かれていた見覚えのある汚いバッグと汚れた画面のスマホ。

今までどれだけ酔っていても何かを忘れてきた事はなかった。

ここに…居る!!



「トイレやお風呂場には居ない」



杉家が行って確認してくれた。



なら……あの場所しかない!!



私は窓へと向かい、閉まっていた薄水色のカーテンを開けた。
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