初恋同盟〜イケメン過ぎる君からの不適切な溺愛〜
幼稚園を卒園して小学校も中学校も一緒だった俺達は、毎日の登下校も一緒で、本当に仲がよかった…



母親に未知は女の子だから守るように言われていた事もあったけど、未知といつも一緒にいられる事が、俺の喜びで、当たり前の幸せだった…



小学校を卒業し、中学校に入学すると、ただいつも一緒にいられればいいという俺の心に段々と変化が訪れた…



今まで未知の事は毎日当たり前に一緒にいられればいいというだけの認識だったのに、1人の女性として好きと言う認識に変わってしまったからだ…



俺は段々と未知を女性として意識しないフリをして一緒にいる事が辛くなっていた…



中学2年になったもう直ぐ夏休みを控えるというある日、俺は母親に頼まれて未知の家に届け物に行った…



ついでに未知の部屋に行こうと部屋の扉を開けると、未知は無防備に寝てしまっている…



タンクトップに短めな短パンという露出度高めな格好の未知は俺のことなんか全く気にせずに無防備に寝ている…



俺はいつも見慣れているはずなのに、何とも言えない複雑な気持ちになった…
< 25 / 54 >

この作品をシェア

pagetop