あなたに友達以上の関係は望まない(はずだった)。
「……美味しい。驚きました、コンビニのスイーツってこんなにクオリティが高いんですね」
「ふふ、コンビニを舐めちゃダメですよ」
初めての「公園でのコンビニクリスマス」に、まるで少年のように目を輝かせて笑う北ヶ瀬さん。
今日一日で、彼のたくさんのことを知れた気がした。
気づけば空がほんのりと紫色に白み始めていた。
「もう夜明けですね」
「わ、本当だ!すみません、こんな時間まで私ったら……!」
こんなにも愛おしい夜明けが来るなんて思ってもみなかった。
私の心は完全に幸福感で満たされていた。