無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜
何セットか食器を買い物かごに入れたあと、マグカップが並ぶコーナーに足を運んだ。
おしゃれなものから可愛らしいものまで種類が豊富で、思わず目移りしてしまう。
「湊さん、マグカップ買いませんか?」
「マグカップ?」
「はい。前にプレゼントしてくださった私のカップに合わせて、かわいいのとか」
「……かわいいの、か?」
「はい! ええと……湊さんは猫ちゃんというより……これとかどうですか?」
そう差し出すと、湊さんは失笑した。
「いいな。クマか」
「犬ですっ。ほら、目が可愛い」
「柄じゃないけどなぁ」
と言いつつも、目じりが下げながら犬のマグカップをかごに入れた。
「じゃあ、あともうひとつくらい選ぼうかな……」
どこか楽しそうに視線を移すと、彼は私の手をきゅっと握り、別の棚へ連れていった。
力強さに胸が跳ねたけれども、私もそっと握り返す。
湊さんはそれからずっと手を離さなかった。
おしゃれなものから可愛らしいものまで種類が豊富で、思わず目移りしてしまう。
「湊さん、マグカップ買いませんか?」
「マグカップ?」
「はい。前にプレゼントしてくださった私のカップに合わせて、かわいいのとか」
「……かわいいの、か?」
「はい! ええと……湊さんは猫ちゃんというより……これとかどうですか?」
そう差し出すと、湊さんは失笑した。
「いいな。クマか」
「犬ですっ。ほら、目が可愛い」
「柄じゃないけどなぁ」
と言いつつも、目じりが下げながら犬のマグカップをかごに入れた。
「じゃあ、あともうひとつくらい選ぼうかな……」
どこか楽しそうに視線を移すと、彼は私の手をきゅっと握り、別の棚へ連れていった。
力強さに胸が跳ねたけれども、私もそっと握り返す。
湊さんはそれからずっと手を離さなかった。