私が好きになったのはどっちなの?
花梨ちゃんの言葉を嬉しく思いながらも、先日の夜の話を持ち出してニヤリとすると、彼女が顔を真っ赤にして怒った。
「クドいですよ、先生!」
こんなにムキになって、本当にからかい甲斐があるな。
元気になってよかった。
ホッとしていると、樹と渡辺さんが戻ってきた。
「水ぶくれもないし大丈夫」
渡辺さんが明るい笑顔で報告すると、花梨ちゃんが胸に手を当てて息を吐いた。
「あ~、よかったあ。静香さん、ごめんなさい。私、見えてなくて」
謝る花梨ちゃんを見て渡辺さんが慌てる。
「謝らないで。花梨さんの動きは見えてたのに、私がなにも考えずに動いちゃったの。結構私、おっちょこちょいで」
「確かに渡辺はおっちょこちょい」
樹が微かに口角を上げ、絶妙なタイミングで話に入っていく。
……釣りの時も思ったけど、樹はかなり渡辺さんに心を許しているというか、彼女を受け入れているような気がする。
「まあ、ある意味ふたりの息が合ってるんだろうね。同じタイミングで動くんだから」
俺もそんなコメントをして場を収める。
それから午後四時まで釣りをするが、俺と花梨ちゃんの勝負は俺の勝ちだった。
「あ~、悔しい。負けた」
「クドいですよ、先生!」
こんなにムキになって、本当にからかい甲斐があるな。
元気になってよかった。
ホッとしていると、樹と渡辺さんが戻ってきた。
「水ぶくれもないし大丈夫」
渡辺さんが明るい笑顔で報告すると、花梨ちゃんが胸に手を当てて息を吐いた。
「あ~、よかったあ。静香さん、ごめんなさい。私、見えてなくて」
謝る花梨ちゃんを見て渡辺さんが慌てる。
「謝らないで。花梨さんの動きは見えてたのに、私がなにも考えずに動いちゃったの。結構私、おっちょこちょいで」
「確かに渡辺はおっちょこちょい」
樹が微かに口角を上げ、絶妙なタイミングで話に入っていく。
……釣りの時も思ったけど、樹はかなり渡辺さんに心を許しているというか、彼女を受け入れているような気がする。
「まあ、ある意味ふたりの息が合ってるんだろうね。同じタイミングで動くんだから」
俺もそんなコメントをして場を収める。
それから午後四時まで釣りをするが、俺と花梨ちゃんの勝負は俺の勝ちだった。
「あ~、悔しい。負けた」