私が好きになったのはどっちなの?
悔しがる花梨ちゃんをじっと見て、フフッと笑う。
「さあて、なにをお願いしようかな?」
肩を揉んでもらう?
ジュースをおごってもらう?
いや、それじゃあつまらない。
「蓮先生、その顔怖いです」
若干怯えた顔をする彼女が実におもしろい。
「ちょっと考えておくから、楽しみに待ってて」
うっすら口角をあげて言えば、彼女が引き気味に返す。
「いや、不安しかないですよ」
花梨ちゃんを弄っていたら、樹が俺と彼女をじっと見てボソッと呟く。
「ふたり、ホント仲がいいな」
「ホント、仲がいいですよ」
渡辺さんが樹の言葉に大きく頷いたので、花梨ちゃんがギョッとした顔で声高に言う。
「いえ、全然仲よくないですから。むしろ天敵です」
まあ、花梨ちゃんとしては俺と親しいと樹に誤解されたくないだろう。
その言い訳が天敵。
そのワードに自然と笑みが溢れる。
「うん。そうだね。花梨ちゃんは俺の天敵」
「さあて、なにをお願いしようかな?」
肩を揉んでもらう?
ジュースをおごってもらう?
いや、それじゃあつまらない。
「蓮先生、その顔怖いです」
若干怯えた顔をする彼女が実におもしろい。
「ちょっと考えておくから、楽しみに待ってて」
うっすら口角をあげて言えば、彼女が引き気味に返す。
「いや、不安しかないですよ」
花梨ちゃんを弄っていたら、樹が俺と彼女をじっと見てボソッと呟く。
「ふたり、ホント仲がいいな」
「ホント、仲がいいですよ」
渡辺さんが樹の言葉に大きく頷いたので、花梨ちゃんがギョッとした顔で声高に言う。
「いえ、全然仲よくないですから。むしろ天敵です」
まあ、花梨ちゃんとしては俺と親しいと樹に誤解されたくないだろう。
その言い訳が天敵。
そのワードに自然と笑みが溢れる。
「うん。そうだね。花梨ちゃんは俺の天敵」