私が好きになったのはどっちなの?
2,夢じゃない?
目の前がかげって、蓮先生と目が合った。
キ、キスされる!?
そう思うのに、身体が動かない。
まるで金縛りにあったかのよう。
為す術もなく固まっていたら、すんでのところで先生が止めて突然クスッと笑った。
「目、ビー玉みたいだね。驚くとそんなに目が大きく開くんだ?」
「せ、先生?」
頭の処理が追いつかずキョトンとする私に、蓮先生は悪戯っぽく目を光らせて問いかける。
「本当にすると思った? しないよ。キスは好きな人とするものだからね」
これ……からかわれた?
「もう! ビックリするじゃないですか!」
ボコボコと蓮先生の胸を叩いたら、楽しげな声で言われた。
「ごめん。花梨ちゃん、顔真っ赤だよ」
先生に指摘されなくても顔が真っ赤になっているのがわかる。
もう耳まで熱い。
「だ、誰のせいだと思ってるんですか。私、本当に男性に免疫ないんですよ」
「うん。今のでよくわかった。……って、呼び出しだ」
先生が私の頭をポンポンしながらスマホを出して、電話に出る。
「うん。わかった。今行くよ」
すぐに電話を終わらせると、彼は私に告げた。
キ、キスされる!?
そう思うのに、身体が動かない。
まるで金縛りにあったかのよう。
為す術もなく固まっていたら、すんでのところで先生が止めて突然クスッと笑った。
「目、ビー玉みたいだね。驚くとそんなに目が大きく開くんだ?」
「せ、先生?」
頭の処理が追いつかずキョトンとする私に、蓮先生は悪戯っぽく目を光らせて問いかける。
「本当にすると思った? しないよ。キスは好きな人とするものだからね」
これ……からかわれた?
「もう! ビックリするじゃないですか!」
ボコボコと蓮先生の胸を叩いたら、楽しげな声で言われた。
「ごめん。花梨ちゃん、顔真っ赤だよ」
先生に指摘されなくても顔が真っ赤になっているのがわかる。
もう耳まで熱い。
「だ、誰のせいだと思ってるんですか。私、本当に男性に免疫ないんですよ」
「うん。今のでよくわかった。……って、呼び出しだ」
先生が私の頭をポンポンしながらスマホを出して、電話に出る。
「うん。わかった。今行くよ」
すぐに電話を終わらせると、彼は私に告げた。