私が好きになったのはどっちなの?
「あの、ここ民家じゃないんですか? 看板ないですけど」
「大丈夫。まあある意味会員制のお店だから」
会員制? 私が入ってもいいのかな?
ドアを開けると、木のテーブルにソファが置いてあって、奥のカウンターでグラスを磨いてた三十半ばくらいの茶髪のミディアムヘアのかわいい系の美人が笑顔で私と蓮先生を出迎えた。
「あら蓮くん、かわいいお客さん連れてきたわね、珍しい」
「ああ。俺の科の新人の看護師の花梨ちゃん。花梨ちゃん、彼女はここの店主の麻里さん。花梨ちゃんは好き嫌いある?」
「え? 鶏肉が苦手です」
「了解。ってことで、麻里さん、なにか適当に頼むよ。花梨ちゃんはここ座って」
蓮先生にカウンターの手前にあるソファ席に座らされ、彼は向かい側の席に着く。
「あの……店主の女性とずいぶん親しいようですが……あっ、いえなんでもないです」
先生の恋人ですか?と聞こうとしてやめた。
余計なことだ。
「彼女は俺の叔母なんだ。叔母さんって言うと怒るんだよ。結婚したんだけど出戻ってきて、この店始めたわけ」
「大丈夫。まあある意味会員制のお店だから」
会員制? 私が入ってもいいのかな?
ドアを開けると、木のテーブルにソファが置いてあって、奥のカウンターでグラスを磨いてた三十半ばくらいの茶髪のミディアムヘアのかわいい系の美人が笑顔で私と蓮先生を出迎えた。
「あら蓮くん、かわいいお客さん連れてきたわね、珍しい」
「ああ。俺の科の新人の看護師の花梨ちゃん。花梨ちゃん、彼女はここの店主の麻里さん。花梨ちゃんは好き嫌いある?」
「え? 鶏肉が苦手です」
「了解。ってことで、麻里さん、なにか適当に頼むよ。花梨ちゃんはここ座って」
蓮先生にカウンターの手前にあるソファ席に座らされ、彼は向かい側の席に着く。
「あの……店主の女性とずいぶん親しいようですが……あっ、いえなんでもないです」
先生の恋人ですか?と聞こうとしてやめた。
余計なことだ。
「彼女は俺の叔母なんだ。叔母さんって言うと怒るんだよ。結婚したんだけど出戻ってきて、この店始めたわけ」