私が好きになったのはどっちなの?
コーヒーを飲みながら、本を出して脳神経外科の勉強。
脳の勉強以外にもリハビリの知識が必要。覚えなきゃいけないことはいっぱいある。
だが、優希くんの顔が頭に浮かんでくる。
四月で新学期だって始まっているのに……。
明日になったら目覚めないかな。
「おっ、また勉強してる。待たせてごめんね」
目の前にスーツ姿の先生がいて思わず声を出す。
「わあ、先生!」
白衣の先生もカッコイイけど、濃紺のスーツにダークグレーのネクタイというのも大人の魅力に満ちていてついつい見惚れてしまう。
チラッと腕時計を見ると、午後七時過ぎ。
ここに来て二時間近く経ったのか。
「どうしたの? 暗い顔して。ひょっとして優希くんのこと引きづってる?」
蓮先生に言い当てられ、小さく頷いた。
「はい……。あんな小さい子が目を覚まさないのがつらくて……」
「気持ちはわかるけど、そんな顔してちゃダメだよ。ちょっと場所移そうか」
蓮先生に腕を捕まれてカフェを出ると、近くにあった二階建てのログハウスに連れていかれた。
脳の勉強以外にもリハビリの知識が必要。覚えなきゃいけないことはいっぱいある。
だが、優希くんの顔が頭に浮かんでくる。
四月で新学期だって始まっているのに……。
明日になったら目覚めないかな。
「おっ、また勉強してる。待たせてごめんね」
目の前にスーツ姿の先生がいて思わず声を出す。
「わあ、先生!」
白衣の先生もカッコイイけど、濃紺のスーツにダークグレーのネクタイというのも大人の魅力に満ちていてついつい見惚れてしまう。
チラッと腕時計を見ると、午後七時過ぎ。
ここに来て二時間近く経ったのか。
「どうしたの? 暗い顔して。ひょっとして優希くんのこと引きづってる?」
蓮先生に言い当てられ、小さく頷いた。
「はい……。あんな小さい子が目を覚まさないのがつらくて……」
「気持ちはわかるけど、そんな顔してちゃダメだよ。ちょっと場所移そうか」
蓮先生に腕を捕まれてカフェを出ると、近くにあった二階建てのログハウスに連れていかれた。