私が好きになったのはどっちなの?
「え〜、え〜、どうしよう~。魚暴れるんだけど」
「渡辺さん、待って。ほら、外れた。写真撮る?」
ニコッと笑って針を外す蓮先生に聞かれても、静香さんはキョトンとして反応できない。
「え? 写真?」
パシャッとスマホのカメラの音がして、気づいたら樹先生が写真を撮っていた。
「後で渡辺に送っとく」
樹先生、もう戻ってきてたのか。
「あ、ありがとうございます」
静香さんがちょっと恐縮した様子で言って、釣りを再開。
最初は樹先生、私、静香さん、蓮先生の並びでやっていたのだけれど、ルアーを変えているうちに、私と静香さんのポジションが変わってしまった。
「渡辺、竿倒しすぎ。もっと上げて」
樹先生が仕事モードで指導をして、静香さんが今の病院での私みたいにペコペコ謝る。
「あっ、すみません」
仕事ですか?と思いつつも、樹先生にレッスンしてもらえる静香さんがうらやましかった。
あ~、私も初心者だったらよかったのにな。
もう、こうなったら釣りまくってやる。
竿を振り下ろし、リールを巻く。
「渡辺さん、待って。ほら、外れた。写真撮る?」
ニコッと笑って針を外す蓮先生に聞かれても、静香さんはキョトンとして反応できない。
「え? 写真?」
パシャッとスマホのカメラの音がして、気づいたら樹先生が写真を撮っていた。
「後で渡辺に送っとく」
樹先生、もう戻ってきてたのか。
「あ、ありがとうございます」
静香さんがちょっと恐縮した様子で言って、釣りを再開。
最初は樹先生、私、静香さん、蓮先生の並びでやっていたのだけれど、ルアーを変えているうちに、私と静香さんのポジションが変わってしまった。
「渡辺、竿倒しすぎ。もっと上げて」
樹先生が仕事モードで指導をして、静香さんが今の病院での私みたいにペコペコ謝る。
「あっ、すみません」
仕事ですか?と思いつつも、樹先生にレッスンしてもらえる静香さんがうらやましかった。
あ~、私も初心者だったらよかったのにな。
もう、こうなったら釣りまくってやる。
竿を振り下ろし、リールを巻く。