負け犬のメイサちゃんは100日後に本当の恋を知る
01月11日、日曜日
今日はデートの練習で、須藤とプラネタリウムに来た。
「実家の手伝いで寒い思いしてるから、温かいところがいい」
っていう須藤の要望だ。
須藤、実家手伝ってるんだ。ってことは、お花屋さんやってんの?
詳しく聞きたかったけど、嫌がりそうだから、それは我慢。
「おい、途中で寝るなよ」
「それはムリかも」
「何でだよ」
隣の席で須藤が苦笑している。
だって、温かいし、シートふかふかだし、入り口で借りた膝掛けもふわふわで、めっちゃ眠い。
「この膝掛けやばい。ベッドにあったら即寝だよ」
半分に折っていた膝掛けを広げて、須藤の足にも乗せる。
「たしかに触り心地いいな、これ。売店で売ってるらしいぞ」
「えっ、買おうかな」
その時、ブザーが鳴った。
徐々に暗くなって、優しい声の解説が流れ始める。
……気づいたら終わっていた。
「やば……マジでなんも覚えてない」
起き上がって隣を見ると須藤も寝てた。
いつもムスッとしてるくせに、こうして見ると、ちょっとかわいいかも。
「須藤ー起きてー」
「ん……、なに、寝込み襲おうとしてた?」
「し、しないよ、そんなこと!」
起きて伸びをした須藤が、私に手を差し出した。
「もう33日目だし、ちょっとは積極的になったかと思ったけど」
「なにそれ」
寝起きだからか、重ねた手が温かい。
「実家の手伝いで寒い思いしてるから、温かいところがいい」
っていう須藤の要望だ。
須藤、実家手伝ってるんだ。ってことは、お花屋さんやってんの?
詳しく聞きたかったけど、嫌がりそうだから、それは我慢。
「おい、途中で寝るなよ」
「それはムリかも」
「何でだよ」
隣の席で須藤が苦笑している。
だって、温かいし、シートふかふかだし、入り口で借りた膝掛けもふわふわで、めっちゃ眠い。
「この膝掛けやばい。ベッドにあったら即寝だよ」
半分に折っていた膝掛けを広げて、須藤の足にも乗せる。
「たしかに触り心地いいな、これ。売店で売ってるらしいぞ」
「えっ、買おうかな」
その時、ブザーが鳴った。
徐々に暗くなって、優しい声の解説が流れ始める。
……気づいたら終わっていた。
「やば……マジでなんも覚えてない」
起き上がって隣を見ると須藤も寝てた。
いつもムスッとしてるくせに、こうして見ると、ちょっとかわいいかも。
「須藤ー起きてー」
「ん……、なに、寝込み襲おうとしてた?」
「し、しないよ、そんなこと!」
起きて伸びをした須藤が、私に手を差し出した。
「もう33日目だし、ちょっとは積極的になったかと思ったけど」
「なにそれ」
寝起きだからか、重ねた手が温かい。