【番外編追加】ロマンスに、キス
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映画が終わっても、電車の時間まではまだ少しあった。
帰るには早いし、かといって何か予定があるわけでもないということで、一千華の買い物に付き合うことになった。
「ねえ、佐野!これ、かわいくない?」
そう言って、耳元に寄せるピアス。
穴、開いてないくせに。
と、思ったけど、口には出さない。
それに、正直、ピアスなんかより、お前のほうがよっぽどかわいい。
「かわいー」
そういうと、一千華は、すぐにムッと眉を寄せた。
「もっと真剣に見てくれる?」
お前に言ってんだよ、バーカ。