わたしは安福先輩の何ですか?
WHY2.)安福先輩の彼女はどんな人ですか?

1.

“彼女いないんだけど”

そうハッキリ言っていた。
間違いなくそう言っていた。


だって聞いたから…

この耳でしっかりと安福先輩が言ったのを聞いたから…!


「安福先輩彼女いなかったんですけどー!?」

久保田先輩と目が合ってから開口一番叫んでしまった、お昼休みの購買で。

言いたくて、言いたくて、もうずっと話がしたくてしょーがなかった。でもなかなか先輩たちに会うことってないから、文化祭も終わっちゃったし。

「あれ、そーだっけ?」

「そうですよ!安福先輩言ってました!」

「え~??」

「久保田先輩に騙されたんですけど!」

文化祭も終わってついでにテストも終わって、久しぶりにお昼は購買でパンでも買おうかなって来てみたらちょうど久保田先輩がいたから見つけるや否やつっかかっちゃった。

「まぁまぁ、そんなカッカしないでさ今日は秋のさつまいもフェアだよ?」

でも久保田先輩はヘラッと笑って私に言ったことなんて忘れてるんじゃないかぐらい気にしてなかった。

私はすっごい気にしてたのに!

「久保田先輩、嘘ついたんですか!?」

「え~~~?いたと思うんだけどなぁ、かわいい彼女♡」

「だからいないって言ってましたもん!」

“俺とクボちゃん、どっち信じるの?”

そんなの安福先輩に決まってる、安福先輩がそう言ったんだもん私は安福先輩を…

「じゃあよかったんじゃないの?」
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