わたしは安福先輩の何ですか?
あんなにヘラヘラしてた久保田先輩が急にふっと声を漏らして笑った。私を見て、ほんの少し口角を上げるようにして。
よかったですけど、それはそれはすっごいよかったでっ
「「「キャーッ♡」」」
急に女子たちの甲高い声が響いてビクッとしちゃった。
何かと思えば女子たちは微笑んだ久保田先輩の方を見ていて…
そうだ、久保田先輩はモテるんだった。
ミスタコンで優勝した超絶イケメンだった。
それを覆すくらい口だけマンだから私の中ではそんな認識霞んでたけど。
「てか2号こんなとこで喋ってていいの?」
「え?」
ここ数日、久保田先輩に会ったら絶対言おうと思ってた。だから見付けた勢いでいろんなことを忘れて言い放ってしまった。
でも私ってなんでここへ来たんだっけ?
「パン売り切れるよ」
あぁーーーーーっ!
お昼の購買は戦争だった~~~~~~~~~!
ちょっと出遅れたら命取りになる、欲しいパンどころか何も残らないそれが高校の購買部ってやつで。
だから授業終わってガンダして来たのに、さつまいもフェアに参加できずに終わる…っ
「マヌケだなぁ、2号は」
ケラッと笑われた久保田先輩に。
久保田先輩のせいなんですけど、いや私のせいですけど私がパンより先に久保田先輩の元へ向かっちゃったから。
お昼がなくなった、午後の授業まだあるのに私の大切なお昼が…
「仕方ないなぁ」
「え?」
凹む私に久保田先輩がはいっと手渡した。
「2つ買ったから1つあげるよ、2号に」
さつまいもフェアで買ったスイートポテトデニッシュを惜しみなく私にくれるから。
レア商品の、個数限定のレア商品を軽く私に…
「あ、お金っ」
せめてお金は払わなくちゃって財布をスカートのポケットから取り出そうとした。
「いーよいーよ、あげる!俺の勘違いで2号悩ませちゃったみたいだし?」
だけど、スッと出された手をひらひらさせて階段を上って行ったから。
…口だけマンだけど優しいとこもあるよね、久保田先輩は。あと超絶イケメンだし。
「久保田先輩!」
階段を上る後ろ姿に呼びかける。
「ありがとうございましたっ!」
足を止めて振り返る久保田先輩にパンを掲げながら叫んだ。
よかったですけど、それはそれはすっごいよかったでっ
「「「キャーッ♡」」」
急に女子たちの甲高い声が響いてビクッとしちゃった。
何かと思えば女子たちは微笑んだ久保田先輩の方を見ていて…
そうだ、久保田先輩はモテるんだった。
ミスタコンで優勝した超絶イケメンだった。
それを覆すくらい口だけマンだから私の中ではそんな認識霞んでたけど。
「てか2号こんなとこで喋ってていいの?」
「え?」
ここ数日、久保田先輩に会ったら絶対言おうと思ってた。だから見付けた勢いでいろんなことを忘れて言い放ってしまった。
でも私ってなんでここへ来たんだっけ?
「パン売り切れるよ」
あぁーーーーーっ!
お昼の購買は戦争だった~~~~~~~~~!
ちょっと出遅れたら命取りになる、欲しいパンどころか何も残らないそれが高校の購買部ってやつで。
だから授業終わってガンダして来たのに、さつまいもフェアに参加できずに終わる…っ
「マヌケだなぁ、2号は」
ケラッと笑われた久保田先輩に。
久保田先輩のせいなんですけど、いや私のせいですけど私がパンより先に久保田先輩の元へ向かっちゃったから。
お昼がなくなった、午後の授業まだあるのに私の大切なお昼が…
「仕方ないなぁ」
「え?」
凹む私に久保田先輩がはいっと手渡した。
「2つ買ったから1つあげるよ、2号に」
さつまいもフェアで買ったスイートポテトデニッシュを惜しみなく私にくれるから。
レア商品の、個数限定のレア商品を軽く私に…
「あ、お金っ」
せめてお金は払わなくちゃって財布をスカートのポケットから取り出そうとした。
「いーよいーよ、あげる!俺の勘違いで2号悩ませちゃったみたいだし?」
だけど、スッと出された手をひらひらさせて階段を上って行ったから。
…口だけマンだけど優しいとこもあるよね、久保田先輩は。あと超絶イケメンだし。
「久保田先輩!」
階段を上る後ろ姿に呼びかける。
「ありがとうございましたっ!」
足を止めて振り返る久保田先輩にパンを掲げながら叫んだ。