元プロバンドマンの部下は、私に気づかない~まさかの再会オフィスラブ~
その後は特に大きな問題が発生することなく、定時を迎えた。終業のチャイムが鳴り響く中、和那はフッと1つ息を吐くと、パタンとパソコンを閉じた。
「じゃ、今日はこれで失礼するね。お先に。」
笑顔で周囲に声を掛けると、立ち上がり、課長に挨拶をすると、そのまま軽やかな足取りで、オフィスを後にして行った。その姿をずっと見ていたひとりの女子社員が
「絶対そうだよね?和那さん。」
隣の同僚に小声で言うと
「うん、間違いないね。」
と頷いている。
「南澤さんがどうかしたのか?」
それに気が付いた男子社員が声を掛けると
「和那さん、彼氏出来たと思います。」
女子社員が断言するから
「え~!」
男子社員が素っ頓狂な声を出して驚く。
「そんなに驚くこと、ないじゃないですか?和那さんに失礼ですよ、それ。」
「いやいや、驚くだろう。入社以来、仕事一筋。これまで浮いた噂1つなかった南澤さんに彼氏なんて・・・事実なら、こりゃ大ニュ-スだぜ。」
「そんなこと、ありませんよ。和那さん、呑みに行った時とかに言ってましたもの。『私は仕事は大好きだし、やりがいも感じてるけど、人並みに恋愛願望も結婚願望もちゃんとある。だから、仕事だけに生きて行く気は毛頭ない。』って。」
「じゃ、今日はこれで失礼するね。お先に。」
笑顔で周囲に声を掛けると、立ち上がり、課長に挨拶をすると、そのまま軽やかな足取りで、オフィスを後にして行った。その姿をずっと見ていたひとりの女子社員が
「絶対そうだよね?和那さん。」
隣の同僚に小声で言うと
「うん、間違いないね。」
と頷いている。
「南澤さんがどうかしたのか?」
それに気が付いた男子社員が声を掛けると
「和那さん、彼氏出来たと思います。」
女子社員が断言するから
「え~!」
男子社員が素っ頓狂な声を出して驚く。
「そんなに驚くこと、ないじゃないですか?和那さんに失礼ですよ、それ。」
「いやいや、驚くだろう。入社以来、仕事一筋。これまで浮いた噂1つなかった南澤さんに彼氏なんて・・・事実なら、こりゃ大ニュ-スだぜ。」
「そんなこと、ありませんよ。和那さん、呑みに行った時とかに言ってましたもの。『私は仕事は大好きだし、やりがいも感じてるけど、人並みに恋愛願望も結婚願望もちゃんとある。だから、仕事だけに生きて行く気は毛頭ない。』って。」