元プロバンドマンの部下は、私に気づかない~まさかの再会オフィスラブ~
「楽屋にご案内します。」
スタッフの声に、湊が動き出し、神崎もそれに続こうとして、ふと和那の方を振り返った。
「ありがとう。」
「えっ?」
「やっぱり男のケツを叩くには、百の理屈より、好きな女からの一言だなって。昔から変わらぬ真理ですから。」
そう言って、ニヤリと笑った神崎に
「好きなって・・・私たち、そんな関係じゃありません。」
憤然と和那が言うと
「そうだったんですか、そりゃ失礼しました。発言は撤回して、謝ります。でも・・・。」
「・・・。」
「大丈夫、奴ならやれます。そりゃブランクが全く影響ないとは言いませんが、それでも湊ならそんじょそこらのベーシストが逆立ちしても敵わないような音を出せます。たぶん、あなたもそれをご存じだから、あそこまで言えたんでしょ?」
「はい。」
「だと思いました。じゃ、湊をお借りします。」
そう言って、もう1回笑みを浮かべると、神崎は小走りに湊を追う。
「よろしくお願いします。」
その後ろ姿に、和那は深々と一礼していた。
スタッフの声に、湊が動き出し、神崎もそれに続こうとして、ふと和那の方を振り返った。
「ありがとう。」
「えっ?」
「やっぱり男のケツを叩くには、百の理屈より、好きな女からの一言だなって。昔から変わらぬ真理ですから。」
そう言って、ニヤリと笑った神崎に
「好きなって・・・私たち、そんな関係じゃありません。」
憤然と和那が言うと
「そうだったんですか、そりゃ失礼しました。発言は撤回して、謝ります。でも・・・。」
「・・・。」
「大丈夫、奴ならやれます。そりゃブランクが全く影響ないとは言いませんが、それでも湊ならそんじょそこらのベーシストが逆立ちしても敵わないような音を出せます。たぶん、あなたもそれをご存じだから、あそこまで言えたんでしょ?」
「はい。」
「だと思いました。じゃ、湊をお借りします。」
そう言って、もう1回笑みを浮かべると、神崎は小走りに湊を追う。
「よろしくお願いします。」
その後ろ姿に、和那は深々と一礼していた。