元プロバンドマンの部下は、私に気づかない~まさかの再会オフィスラブ~
「スタンバイ。」
そして、かつてのように、悠真がメンバ-に指示を出すと
「ラジャ-。」
ベ-スの悠真に前田と村中、更にキーボ-ドの和那、ボーカル兼サイドギタ-の柚希が所定の位置につく。
「ワン、ツ-、ワンツ-スリ-フォ-。」
前田のカウントで、一曲目がスタ-ト・・・と思ったら、村中がいきなり音を外し、全員がずっこける。
「ちょっと、音楽コントやってるんじゃないんだから、止めてくれる?」
柚希がツッコむと
「すまん。久しぶりに5人揃って、マジだなこれって思ったら、ちょっと緊張した。」
村中が頭を搔いている。
「そっか。純粋に5人だけって、卒コン以来だよね、きっと。」
和那が思いついたように言うと
「そうだね。そう思うと、確かに緊張して来た。」
柚希が頷く。
「気持ちはわかるが、あんまりマジになり過ぎてもしょうがない。さ、もう1度行くぞ。」
「OK。」
悠真がみんなを落ち着かせるように言うと、改めてセッションがスタ-トする。だけど・・・なかなか上手くいかない。誰かがミスし、笑い声が上がり、またやり直す。当たり前だ、全員、今は楽器に触れる時間なんて、ほとんど持ててないのだから。でも、それを繰り返していくうちに、だんだんとスタジオ内の空気感が、5人の醸し出す雰囲気が、かつての大学時代のそれに戻って行くのを、和那は肌で感じていた。
(凄いな・・・。)
和那たちはプロじゃなかったが、でもライブで人前で演奏するのだから、真剣だった。練習中には厳しい言葉も飛び交うこともあった。今はもちろん、そこまでの雰囲気はないが、でもおちゃらけて、お遊びでやっているメンバ-は誰もいない。
(みんなやっぱり、音楽が好きなんだ・・・まして今日はたまたまこの5人でやれてる。だから・・・楽しい!)
和那は心からそう思っている。
そして、かつてのように、悠真がメンバ-に指示を出すと
「ラジャ-。」
ベ-スの悠真に前田と村中、更にキーボ-ドの和那、ボーカル兼サイドギタ-の柚希が所定の位置につく。
「ワン、ツ-、ワンツ-スリ-フォ-。」
前田のカウントで、一曲目がスタ-ト・・・と思ったら、村中がいきなり音を外し、全員がずっこける。
「ちょっと、音楽コントやってるんじゃないんだから、止めてくれる?」
柚希がツッコむと
「すまん。久しぶりに5人揃って、マジだなこれって思ったら、ちょっと緊張した。」
村中が頭を搔いている。
「そっか。純粋に5人だけって、卒コン以来だよね、きっと。」
和那が思いついたように言うと
「そうだね。そう思うと、確かに緊張して来た。」
柚希が頷く。
「気持ちはわかるが、あんまりマジになり過ぎてもしょうがない。さ、もう1度行くぞ。」
「OK。」
悠真がみんなを落ち着かせるように言うと、改めてセッションがスタ-トする。だけど・・・なかなか上手くいかない。誰かがミスし、笑い声が上がり、またやり直す。当たり前だ、全員、今は楽器に触れる時間なんて、ほとんど持ててないのだから。でも、それを繰り返していくうちに、だんだんとスタジオ内の空気感が、5人の醸し出す雰囲気が、かつての大学時代のそれに戻って行くのを、和那は肌で感じていた。
(凄いな・・・。)
和那たちはプロじゃなかったが、でもライブで人前で演奏するのだから、真剣だった。練習中には厳しい言葉も飛び交うこともあった。今はもちろん、そこまでの雰囲気はないが、でもおちゃらけて、お遊びでやっているメンバ-は誰もいない。
(みんなやっぱり、音楽が好きなんだ・・・まして今日はたまたまこの5人でやれてる。だから・・・楽しい!)
和那は心からそう思っている。