元プロバンドマンの部下は、私に気づかない~まさかの再会オフィスラブ~
「やりたいこと?」
「ビジネスの世界で、天下取れねぇかなって。」
「えぇ?」
あまりにも意外な湊の言葉に、和那が思わず素っ頓狂な声を上げると
「なんですか、それ?俺、結構マジなんですけど。」
湊は少々、ムッとしたような表情になる。
「ごめん。でも、正直、朝比奈さんからそんなセリフが出て来るとは、思いもよらかったから・・・。」
「まぁ、そう言われても仕方ないですよね。今までの俺の勤務態度と実績を見れば。」
そう言って、ややバツの悪そうな表情に変わった湊だったが
「でも、最近はなんか、ちゃんと前に進めてる感じがするんですよ。南澤さんと仕事してると。」
「えっ?」
「俺、誰かと何か作るの、好きなんだなって、改めて気付いたんですよ。音楽なんて、まさにそうだった。でも、南澤さんの下で約半年、やらせてもらって、違う世界で改めて、それを目指してもいいかなって思えて来たんです。」
「そう、なんだ・・・。」
「そんな自分が、今、結構好きだったりします。」
そんなことを言って、照れ臭そうに笑うから、和那は思わずその顔を見てしまった。
「そんな自分の思いにはっきり気が付かされたのが、あのステ-ジだったんです。だからあの時間を俺に与えてくれた蓮さんにはもちろん、躊躇う俺の背中を押して、ステ-ジに立たせてくれた南澤さんには感謝してます。ありがとうございました。」
その言葉を聞いて、和那がなんとも言えない気持ちになっていると
「だから、南澤さん。俺はここにいます。」
彼女を真っすぐに見て、湊は言った。
「ビジネスの世界で、天下取れねぇかなって。」
「えぇ?」
あまりにも意外な湊の言葉に、和那が思わず素っ頓狂な声を上げると
「なんですか、それ?俺、結構マジなんですけど。」
湊は少々、ムッとしたような表情になる。
「ごめん。でも、正直、朝比奈さんからそんなセリフが出て来るとは、思いもよらかったから・・・。」
「まぁ、そう言われても仕方ないですよね。今までの俺の勤務態度と実績を見れば。」
そう言って、ややバツの悪そうな表情に変わった湊だったが
「でも、最近はなんか、ちゃんと前に進めてる感じがするんですよ。南澤さんと仕事してると。」
「えっ?」
「俺、誰かと何か作るの、好きなんだなって、改めて気付いたんですよ。音楽なんて、まさにそうだった。でも、南澤さんの下で約半年、やらせてもらって、違う世界で改めて、それを目指してもいいかなって思えて来たんです。」
「そう、なんだ・・・。」
「そんな自分が、今、結構好きだったりします。」
そんなことを言って、照れ臭そうに笑うから、和那は思わずその顔を見てしまった。
「そんな自分の思いにはっきり気が付かされたのが、あのステ-ジだったんです。だからあの時間を俺に与えてくれた蓮さんにはもちろん、躊躇う俺の背中を押して、ステ-ジに立たせてくれた南澤さんには感謝してます。ありがとうございました。」
その言葉を聞いて、和那がなんとも言えない気持ちになっていると
「だから、南澤さん。俺はここにいます。」
彼女を真っすぐに見て、湊は言った。