日本語が拙い外国人と恋仲になりました
その日の勤務は菅原くんと二人体制だった。チェックアウトや午前の業務が一通り終わり、少しだけ余裕ができる。二人並んでフロントでパソコン業務をしていると、急に菅原くんがふっと鼻で笑い始めた。
「……なに笑ってるの? 菅原くん」
問いかけてみるけど、どうせまたしょうもないことを言われるんだろうなぁ。
菅原くんはパソコンを眺めながら口を開いた。
「村岡さん、最近どーっすか?」
「どうって?」
「白々しいな~。チョウさんとのことっすよ!」
「ううん?」
やっぱり始まった。
私はキーボードを打つ手を止めることなく、答えた。
「別に。可もなく不可もなく、かなぁ」
「なんすか、その答え! あれっすよね? 最近よくチョウさんと飯食いに行きまくってるらしいじゃないっすか」
「仕事帰りにね。そんなの、他の同僚とも行くし普通でしょう」
「いやいや。でもチョウさん、村岡さんと飯食いに行った後はすげー嬉しそうに話すんですよ!『昨日はムラオカさんと中華料理を食べに行きました。とても素晴らしい時間を過ごしました!』とか言ってさ」
「へえ……そうなの?」
容易に想像できた。チョウさんが、にっこにこで語る姿が。
「……なに笑ってるの? 菅原くん」
問いかけてみるけど、どうせまたしょうもないことを言われるんだろうなぁ。
菅原くんはパソコンを眺めながら口を開いた。
「村岡さん、最近どーっすか?」
「どうって?」
「白々しいな~。チョウさんとのことっすよ!」
「ううん?」
やっぱり始まった。
私はキーボードを打つ手を止めることなく、答えた。
「別に。可もなく不可もなく、かなぁ」
「なんすか、その答え! あれっすよね? 最近よくチョウさんと飯食いに行きまくってるらしいじゃないっすか」
「仕事帰りにね。そんなの、他の同僚とも行くし普通でしょう」
「いやいや。でもチョウさん、村岡さんと飯食いに行った後はすげー嬉しそうに話すんですよ!『昨日はムラオカさんと中華料理を食べに行きました。とても素晴らしい時間を過ごしました!』とか言ってさ」
「へえ……そうなの?」
容易に想像できた。チョウさんが、にっこにこで語る姿が。