日本語が拙い外国人と恋仲になりました
食事を終え、お腹が満たされると、チョウさんに誘われた通り大門駅へ向かって二人並んで歩いた。新橋から大門まではだいたい徒歩十五分くらい。
「東京タワー、うちのホテルからも遠目で見えるでしょう? それじゃあダメなんですか?」
「それでは意味がありません。大門駅の近くから見える東京タワーはとても大きい。そして美しいです。ムラオカさんと一緒に見たい」なんて言うから、私は素直に気持ちを伝えてくるチョウさんがなんだか可愛らしく見えた。
新橋駅から南へ歩いていくと、徐々にひと気が少なくなっていく。駅前のSL広場で酔ったサラリーマンや、足早に駅へ向かうOL、これから夜の仕事へ向かう人たちの姿も、駅から離れればすっかりなくなった。
歩いている最中、チョウさんがずっと喋っていて、私は聞き役に回る。正直、なんでもない話でどういうことを喋っていたかあまり覚えてはいない。それでも、彼の話を聞くのは嫌じゃなかった。
「東京タワー、うちのホテルからも遠目で見えるでしょう? それじゃあダメなんですか?」
「それでは意味がありません。大門駅の近くから見える東京タワーはとても大きい。そして美しいです。ムラオカさんと一緒に見たい」なんて言うから、私は素直に気持ちを伝えてくるチョウさんがなんだか可愛らしく見えた。
新橋駅から南へ歩いていくと、徐々にひと気が少なくなっていく。駅前のSL広場で酔ったサラリーマンや、足早に駅へ向かうOL、これから夜の仕事へ向かう人たちの姿も、駅から離れればすっかりなくなった。
歩いている最中、チョウさんがずっと喋っていて、私は聞き役に回る。正直、なんでもない話でどういうことを喋っていたかあまり覚えてはいない。それでも、彼の話を聞くのは嫌じゃなかった。