秘密な恋愛
その時後ろのほうにある
バケツに入った水が目に留まり

(え、嘘だよね?)
こんな漫画みたいなことがあるのかと
思った瞬間

「ほんと近づくの辞めてくれる?!」

“終わった··”
と芽依はギュっと目を瞑り

バシャンっと
勢いよく水が···

(あれ··?)


ゆっくり目を開くと
目の前には
壁ごしに両手をつき
芽依を庇う佑陽が。

ポタポタと
佑陽の髪から水が垂れ落ち···

「水ぶっかけられんの初めてかも、俺」
と呟く佑陽。
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