秘密な恋愛
花菜は、わざと佑陽に近づき··。
その仕草に
ハルは一歩、自然に下がった。

「妬く理由、もうねぇだろ」
と冷たい声で呟く。

「相変わらずだね。昔はもう少し優しかったのに」

「別に今、お前に優しくする必要ねぇだろ。つうかさっきからなんだよ」

花菜は“ふふっ”と
「ねぇ、私とやり直さない?」
と笑いかける。

「人の話し聞いてなかったのか?彼女いるって言ったよな」

「私、簡単には諦めないよ?」

“めんどくせぇな”
と内心、思うハルだが
気持ちとは別に
プロだから、顔には出さず次々の撮影をこなして行く。
< 265 / 302 >

この作品をシェア

pagetop