秘密な恋愛
イルミネーションへ行く途中、
その場所から
佑陽の家が近かった為、
ケーキを冷蔵庫へ入れてから
イルミネーションへと向かった。


街に出ると、寒空の下で一斉に輝くイルミネーションが2人を迎えた。

手を繋ぎ、歩く
きらめく光の並木道。青やホワイトの光がまるで星屑のように街を彩っていて、息を呑むほどに美しい。周りはたくさんのカップルで賑わっていた。

​「すごい! 綺麗だね、佑陽くん」

「だろ? 昨日、ここで撮影してたとき、絶対芽依に見せたいと思ってたんだ」


「ありがと、佑陽くん」
芽依は輝くイルミネーションをみて
幸せそうに目を輝かせていた。



「なぁ、この中に。1つだけ色が違うライトあるんだってさ。」

「この中に?」


芽依はライトを探そうと上を眺める。
あまりにも夢中になりすぎて
つい、後ろによろめいてしまう。

「ひゃっ··」

トン··
でも、すぐに佑陽が芽依を支えてくれた。

「夢中になりすぎだろ笑。」
ふと笑う佑陽。


「だって!見つけたいでしょ?」


「あ。俺見つけたかも」
佑陽は、ふと上を向き
つぶやく。

「えっ、どこ?」

「ほら、あの奥のやつ」

佑陽の話す方へ芽依も
視線を送り探そうとした時



不意に、重なっていた佑陽の体温がぐっと近づいたかと思うと、柔らかな感触が唇に触れた。

(へっ···)

あまりにも一瞬の出来事に
芽依は頭が、真っ白になる。
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