クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
バイクを走らせ、街の方に向かう。

咲菜は、秋鷹にしがみつき幸せに浸っていた。
(フフ…幸せ…///////)

秋鷹とのバイクでドライブするのが好きな、咲菜。
なので、ことあるごとにねだる。

しばらく走って、ゆっくり停めた。
「着いたよ」

「うん!
…………」
ヘルメットを外しバイクを降りようとして、フッとある事を思い出す。

「咲菜?」
降りて、ヘルメットを外した秋鷹が咲菜の頭を撫でる。

すると秋鷹に、咲菜が両手を広げた。
「また、降ろして?」

秋鷹ははぁ…とため息をついて、咲菜の両脇を持って抱き上げた。
優しく下に降ろし「子どもみたいだね」と言った。

「良いじゃん(笑)」

クスクス笑う咲菜に、秋鷹も困ったように笑い「何か飲む?」と、近くのテイクアウトのコーヒー店を指差した。
咲菜が頷き、手を繋いで店に向かう。

「秋くん、何飲むの?」

「おすすめブレンド」

「えー、たまには違うの飲もうよ!」

「いい」

「私はこのチョコレートミルキーラテ」

「甘ったるそうな名前だね」

購入し、外に出る。
バイクを停めている所まで戻り、そこでゆっくり飲む。

「最近、ほんと寒くなってきたね」

「そうだね」

「もうすぐ、一緒に住んで初めてのクリスマスだね!」

「うん」

「その後私達成人式だよ?」

「うん」

「フフ…楽しみ!」

9割咲菜が話し、秋鷹は相槌を打ち答える。
それが二人のスタイル。

「あ!
青神のイベント、いつ行く?」

「今週の土曜日で良いよ。
できる限り早く行きたいでしょ?」

「うん!
あ、じゃあ…その日に前に話した鍋焼きうどんも食べに行こうよ!」

「うん、良いよ」

「フフ…楽しみだね!」

「うん」

「隼世さんによろしく伝えてね!
“咲菜がとっても喜んでた”って!」

「わかった。
…………じゃあ、帰ろ?
風呂入って、寝ないと」

またバイクに跨り、自宅マンションに戻った二人。

一緒に風呂に入って………秋鷹が咲菜を包み込むように抱き締めて眠りにつくのだ。

そして、二人の一日は終わりを告げた。


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