クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
そして……………
「………」
「………」
「………」
「………」
「……うぅ…」
「………」
「アキ」
「なんだよ」
「咲菜、窮屈そうだよ」
「良いじゃん」
「良くないよぉ…
秋くん、しにくいよ…」
咲菜と仁朗が並んで座り、課題をしている最中。
秋鷹は咲菜を両足で挟んで後ろに座っていた。
そして、更に後ろから包み込むように抱き締めている状態だ。
咲菜は作業がしにくくて、もがいていた。
「良いじゃん」
秋鷹は至って普通だ。
「でも、しにくいの。
少しの間、離れてて?」
「………」
秋鷹は不服そうに離れ、咲菜の隣に座り直した。
そして「早く終わらせなよ」と言った。
「う、うん」
慌てて、再開する咲菜。
仁朗も呆れたようにため息をつき、作業を再開した。
集中して作業し、なんとか終わらせることが出来た。
秋鷹が「お疲れ様」と言って、コーヒーを淹れてくる。
「ありがとう!」
「ありがと」
三人で、コーヒーを飲む。
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
沈黙が続き、咲菜が「フフッ…」と噴き出した。
「「何?」」
咲菜の両側に座っている秋鷹と仁朗が、両側から咲菜を見る。
「だってぇ(笑)
なんか、シーンとして可笑しいなって!」
「あー(笑)」
「確かに(笑)」
三人で微笑み合って、雰囲気が和やかになる。
そして咲菜が不意に仁朗に言った。
「ジロくんは、好きな人とかいないの?」
「………」
「………」
その言葉に、秋鷹と仁朗の表情と雰囲気が切なく曇った。
「え?え?
どう…したの?
私、変なこと言ったかな?」
「あ…いや。
…………いるよ、好きな子」
「そうなの!?
どんな子?」
「………」
咲菜の言葉に、仁朗が咲菜をジッと見つめた。
「ん?ジロくん?」
「………咲菜……みたいな子」
「私?みたい?」
「うん。
明るくて素直で、いつも屈託なく笑ってて、周りを元気にしてくれる人」
「へぇ~!
素敵な人だね!
………フフ…でも、嬉しい!」
「え?」
「そんな素敵な子と私が同じなんて!
ジロくん、私のことそんな風に思ってくれてるってことでしょ?
ありがとう…!」
“かなり”鈍感な咲菜。
ふわりと微笑まれ、仁朗は複雑な気持ちで咲菜を見ていた。
「………」
「………」
「………」
「………」
「……うぅ…」
「………」
「アキ」
「なんだよ」
「咲菜、窮屈そうだよ」
「良いじゃん」
「良くないよぉ…
秋くん、しにくいよ…」
咲菜と仁朗が並んで座り、課題をしている最中。
秋鷹は咲菜を両足で挟んで後ろに座っていた。
そして、更に後ろから包み込むように抱き締めている状態だ。
咲菜は作業がしにくくて、もがいていた。
「良いじゃん」
秋鷹は至って普通だ。
「でも、しにくいの。
少しの間、離れてて?」
「………」
秋鷹は不服そうに離れ、咲菜の隣に座り直した。
そして「早く終わらせなよ」と言った。
「う、うん」
慌てて、再開する咲菜。
仁朗も呆れたようにため息をつき、作業を再開した。
集中して作業し、なんとか終わらせることが出来た。
秋鷹が「お疲れ様」と言って、コーヒーを淹れてくる。
「ありがとう!」
「ありがと」
三人で、コーヒーを飲む。
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
沈黙が続き、咲菜が「フフッ…」と噴き出した。
「「何?」」
咲菜の両側に座っている秋鷹と仁朗が、両側から咲菜を見る。
「だってぇ(笑)
なんか、シーンとして可笑しいなって!」
「あー(笑)」
「確かに(笑)」
三人で微笑み合って、雰囲気が和やかになる。
そして咲菜が不意に仁朗に言った。
「ジロくんは、好きな人とかいないの?」
「………」
「………」
その言葉に、秋鷹と仁朗の表情と雰囲気が切なく曇った。
「え?え?
どう…したの?
私、変なこと言ったかな?」
「あ…いや。
…………いるよ、好きな子」
「そうなの!?
どんな子?」
「………」
咲菜の言葉に、仁朗が咲菜をジッと見つめた。
「ん?ジロくん?」
「………咲菜……みたいな子」
「私?みたい?」
「うん。
明るくて素直で、いつも屈託なく笑ってて、周りを元気にしてくれる人」
「へぇ~!
素敵な人だね!
………フフ…でも、嬉しい!」
「え?」
「そんな素敵な子と私が同じなんて!
ジロくん、私のことそんな風に思ってくれてるってことでしょ?
ありがとう…!」
“かなり”鈍感な咲菜。
ふわりと微笑まれ、仁朗は複雑な気持ちで咲菜を見ていた。