クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
「――――ここ?」
「うん、そうみたい」
「………」
(秋くん、機嫌悪い…)
「早く食べて、早々に帰ろうね」
淡々と言い、咲菜の手を引いた。
店内に入り、隼世達のいる席に向かう。
「お疲れ様です!」
咲菜が元気よく挨拶する。
すると、パッと場の雰囲気が明るくなった。
「咲菜ちゃん!お疲れ!」
「彼女さん、来てくれたんだ!」
「久しぶりだね〜!」
社員達が、微笑んで招き入れる。
そして隼世が「アキと咲菜ちゃん、こっちね〜」と言った。
咲菜を端に座らせ、守るように秋鷹が隣に座った。
「よし!飲み物頼もうぜ!」
秋鷹が「咲菜、何飲む?」と咲菜に聞く。
「秋くんは?」
「俺はビール飲む」
「お酒飲むの?」
「うん」
「私も…飲む…」
「咲菜飲んだことないだろ?」
「でも、秋くんと同じがいい!」
「わかった。じゃあ、ジンジャーエールにしよ?」
「いいの?」
「いいよ」
「ありがとう!」
飲み物が来て、乾杯をする。
隼世が中心になり「メニューを回すから、好きなの頼んで〜」と言った。
料理も来て、それぞれ食べながら話に花を咲かせる。
「秋くん!はい!唐揚げ〜」
「ありがと」
「フフ…楽しいね!」
「うん、まぁ」
微笑み合って食べていると、社員に声をかけられた。
「東海林くんって、彼女の前では“そんな顔”するんだね(笑)」
「え?」
「クールな東海林くんからは想像出来ない表情だし!」
「それは、咲菜のこと好きなので」
「フフ…」
秋鷹の“好き”の言葉に、嬉しそうに笑う咲菜。
「咲菜ちゃん、嬉しそうだね!」
隼世もクスクス笑っていた。
それからお酒も入ってきて、隼世を含めた男性社員達に口説かれ始めた咲菜。
「ほんと可愛いよね〜」
「東海林が羨ましい!」
秋鷹が更に不機嫌になっていく。
「確かに咲菜ちゃんみたいな彼女だったら、自慢だろうな!」
隼世の言葉に、秋鷹はムッとして「彼女持ちがほざくな」と睨みつけた。
「は?
別れたし」
「え!!?」
それに咲菜が反応する。
「彼女、咲菜ちゃんみたいに素直じゃなくてさ。
気持ちがすれ違っちゃって……
嬉しくないのかな?とか、嫌なのかな?とか気を遣いすぎて、疲れたんだよね…(笑)」
「そうなんですか…」
「言わなくてもわかってほしい。
察してほしいって」
「察する…」
「咲菜ちゃんは、素直だろ?
アキの言動に、一つ一つに一喜一憂してくれる。
だから、わかりやすくて俺としては羨ましい!」
「うーん…私は逆に、鈍感で察せないので…
だからかもしれません。素直ってゆうか…バカ正直に反応しちゃうんです(笑)」
咲菜が自嘲気味に笑う。
「でも逆に、アキはわかりにくくない? 疲れない?」
隼世に聞かれ、咲菜は「え?全然」と微笑んだ。
「うん、そうみたい」
「………」
(秋くん、機嫌悪い…)
「早く食べて、早々に帰ろうね」
淡々と言い、咲菜の手を引いた。
店内に入り、隼世達のいる席に向かう。
「お疲れ様です!」
咲菜が元気よく挨拶する。
すると、パッと場の雰囲気が明るくなった。
「咲菜ちゃん!お疲れ!」
「彼女さん、来てくれたんだ!」
「久しぶりだね〜!」
社員達が、微笑んで招き入れる。
そして隼世が「アキと咲菜ちゃん、こっちね〜」と言った。
咲菜を端に座らせ、守るように秋鷹が隣に座った。
「よし!飲み物頼もうぜ!」
秋鷹が「咲菜、何飲む?」と咲菜に聞く。
「秋くんは?」
「俺はビール飲む」
「お酒飲むの?」
「うん」
「私も…飲む…」
「咲菜飲んだことないだろ?」
「でも、秋くんと同じがいい!」
「わかった。じゃあ、ジンジャーエールにしよ?」
「いいの?」
「いいよ」
「ありがとう!」
飲み物が来て、乾杯をする。
隼世が中心になり「メニューを回すから、好きなの頼んで〜」と言った。
料理も来て、それぞれ食べながら話に花を咲かせる。
「秋くん!はい!唐揚げ〜」
「ありがと」
「フフ…楽しいね!」
「うん、まぁ」
微笑み合って食べていると、社員に声をかけられた。
「東海林くんって、彼女の前では“そんな顔”するんだね(笑)」
「え?」
「クールな東海林くんからは想像出来ない表情だし!」
「それは、咲菜のこと好きなので」
「フフ…」
秋鷹の“好き”の言葉に、嬉しそうに笑う咲菜。
「咲菜ちゃん、嬉しそうだね!」
隼世もクスクス笑っていた。
それからお酒も入ってきて、隼世を含めた男性社員達に口説かれ始めた咲菜。
「ほんと可愛いよね〜」
「東海林が羨ましい!」
秋鷹が更に不機嫌になっていく。
「確かに咲菜ちゃんみたいな彼女だったら、自慢だろうな!」
隼世の言葉に、秋鷹はムッとして「彼女持ちがほざくな」と睨みつけた。
「は?
別れたし」
「え!!?」
それに咲菜が反応する。
「彼女、咲菜ちゃんみたいに素直じゃなくてさ。
気持ちがすれ違っちゃって……
嬉しくないのかな?とか、嫌なのかな?とか気を遣いすぎて、疲れたんだよね…(笑)」
「そうなんですか…」
「言わなくてもわかってほしい。
察してほしいって」
「察する…」
「咲菜ちゃんは、素直だろ?
アキの言動に、一つ一つに一喜一憂してくれる。
だから、わかりやすくて俺としては羨ましい!」
「うーん…私は逆に、鈍感で察せないので…
だからかもしれません。素直ってゆうか…バカ正直に反応しちゃうんです(笑)」
咲菜が自嘲気味に笑う。
「でも逆に、アキはわかりにくくない? 疲れない?」
隼世に聞かれ、咲菜は「え?全然」と微笑んだ。