クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
エピローグ〜絆されてるのは……?〜
乗客がほとんどいなかったとはいえ、電車内で散々キスをして………

自宅マンションに帰ってからも、キス責めを受けている咲菜。

「………ん…ふ…はぁ…秋、く……」

「咲菜、顔逸らさないで?」

「も…だめ…」

「咲菜、好き…」

「ん…ぁ…」

「咲菜は?」

「好きぃ…」

そして秋鷹が、咲菜の額に額をくっつける。
「咲菜。
俺以外の奴に笑顔見せないで?」

「………ん…へ?」

「咲菜は俺だけのモノでしょ?」

「秋くん…///////」

「咲菜が俺を惚れさせたんだから、責任とってよ!」

「うん//////
取る!!!
どうすればい?」

「………もう、いっそのことさ…」

「ん?」

「籍入れようか?」

「……//////え!?」

「そうすれば“誰が見ても”咲菜は俺のモノだってわかるよね?」

「……//////」

「だから、ご両親に挨拶行ってい?」

「……//////」

「咲菜?聞いてる?」

「う、うん!
嬉しい!」

「じゃあ…今月末!」

「うん!
私にも、秋くんのご両親に会わせて?」

「もちろん」

微笑み合う、秋鷹と咲菜。


その日の夜中…………

バイクのエンジン音が響く中、秋鷹と咲菜は夜のドライブに出かけていた。

秋鷹の背中の温もりを感じながら、頬を擦り寄せている咲菜。
今日は、いつにも増して幸せを感じていた。

“籍を入れよう”

「フフ…フフフ…!」
思わず、笑みが出る。
そして咲菜は、更に秋鷹に抱きついた。

高台にある公園に着き、バイクを停めた秋鷹。
降りて、ヘルメットを外す。

「咲菜、降りて」

「………ん!」
意味深に両手を広げる、咲菜。

「……ったく…(笑)」
秋鷹は困ったように、でもまんざらでもないように笑って咲菜を抱き上げ降ろした。

「フフ…!
ありがとう!」

「柵の所まで行こうか?」

「うん!」

手を繋いで柵の所まで向かい、景色を眺める。
「綺麗…//////」

「うん」

「フフ…秋くん!」

「ん?」

「私、すっごく幸せ!」

「うん、俺も」

「ほんと?」

「うん。
咲菜に出逢えて良かったと思ってる」

「私も〜!」

「猫のおかげだな」

「あー!フフ…うん!」

咲菜が秋鷹を見上げる。
秋鷹も咲菜を見下ろし、頬に触れた。

自然と咲菜が目を瞑って、二人はキスを交わす。


口唇を離し、秋鷹が咲菜の頭を撫でる。
「咲菜」

「ん?」

「これから、末永くよろしく」

「うん!
こちらこそ!」

ふわりと笑う秋鷹に、咲菜も幸せそうに微笑んだ。


そしてまた、二人はキスを交わした。





「咲菜、忘れないで?
“絆されているのは”俺の方だってこと……!」















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