クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
そして今………
秋鷹に“バイクで大学まで送ってもらっている”咲菜。
あの後秋鷹からのキス責めを受け、メイクもセットもぐちゃぐちゃになり、また一からやり直しになったため時間が間に合わなくなったからだ。
大学の門の前で、ゆっくり止まる。
ヘルメットのシールドをあげ、振り向く秋鷹。
「着いたよ」
「………」
しかし咲菜は降りようとも、ヘルメットを外そうともしない。
「咲菜」
秋鷹は、自身のブルゾンを握っている咲菜の手を優しく掴んで握った。
「………」
「悪かったよ。
あそこまでキスすることなかった。ごめん」
「………」
「だから、バイクで送っただろ?」
「………」
全く動こうとしない咲菜に、ヘルメットを外しバイクを降りた秋鷹。
咲菜の両脇の下を持って、抱えてバイクから降ろした。
そして、咲菜が被っているヘルメットを取る。
「咲菜、ほら」
「うん…いって、きます…」
「ん、いってらっしゃい」
咲菜の頭をポンポンと撫でると、ヘルメットを被った秋鷹。
バイクに跨がろうとすると、咲菜がブルゾンをキュッと引っ張ってきた。
「ん?」
「送ってくれて、ありがと…
バイク、ごめんね。
気をつけてね。
秋くんも、いってらっしゃい」
振り向く秋鷹に、咲菜はふわりと微笑んで手を振った。
秋鷹も小さく手を振り返し、バイクに跨がって発進した。
会社まで走らせながら、秋鷹はガラにもなく顔がにやけていた。
(ほんっと、可愛すぎだろ!)
基本的に明るく、いつも笑顔の咲菜。
秋鷹に対してだけだが、甘えん坊で少々ワガママを言うこともある。
でも素直で可愛い、秋鷹の愛してやまない恋人。
クールな秋鷹は、いつもカゲで悶えている。
会社の駐輪場に着き、バイクから降りてヘルメットを外す。
「あれ?アキ?」
会社先輩で友人でもある隼世が隣にバイクを止め、声をかけてきた。
「あ、おはよう」
「おはよ。
なんで、バイク?
バイクは“咲菜ちゃんのために”乗んないことにしたんじゃなかったっけ?」
「あー、ちょっと、な…」
秋鷹がバイク出勤をやめた理由は“咲菜を後ろに乗せないため”だ。
秋鷹がバイクに乗ると、必ず後ろに乗りたがる咲菜。
しかし咲菜の服装は、決してバイクに相応しい服装ではない。
「せめて、パンツスタイルにして」と頼んでも“似合わないから”と拒否される。
だから秋鷹は“運動のためだから”と、交通機関を使うことにしたのだ。
秋鷹に“バイクで大学まで送ってもらっている”咲菜。
あの後秋鷹からのキス責めを受け、メイクもセットもぐちゃぐちゃになり、また一からやり直しになったため時間が間に合わなくなったからだ。
大学の門の前で、ゆっくり止まる。
ヘルメットのシールドをあげ、振り向く秋鷹。
「着いたよ」
「………」
しかし咲菜は降りようとも、ヘルメットを外そうともしない。
「咲菜」
秋鷹は、自身のブルゾンを握っている咲菜の手を優しく掴んで握った。
「………」
「悪かったよ。
あそこまでキスすることなかった。ごめん」
「………」
「だから、バイクで送っただろ?」
「………」
全く動こうとしない咲菜に、ヘルメットを外しバイクを降りた秋鷹。
咲菜の両脇の下を持って、抱えてバイクから降ろした。
そして、咲菜が被っているヘルメットを取る。
「咲菜、ほら」
「うん…いって、きます…」
「ん、いってらっしゃい」
咲菜の頭をポンポンと撫でると、ヘルメットを被った秋鷹。
バイクに跨がろうとすると、咲菜がブルゾンをキュッと引っ張ってきた。
「ん?」
「送ってくれて、ありがと…
バイク、ごめんね。
気をつけてね。
秋くんも、いってらっしゃい」
振り向く秋鷹に、咲菜はふわりと微笑んで手を振った。
秋鷹も小さく手を振り返し、バイクに跨がって発進した。
会社まで走らせながら、秋鷹はガラにもなく顔がにやけていた。
(ほんっと、可愛すぎだろ!)
基本的に明るく、いつも笑顔の咲菜。
秋鷹に対してだけだが、甘えん坊で少々ワガママを言うこともある。
でも素直で可愛い、秋鷹の愛してやまない恋人。
クールな秋鷹は、いつもカゲで悶えている。
会社の駐輪場に着き、バイクから降りてヘルメットを外す。
「あれ?アキ?」
会社先輩で友人でもある隼世が隣にバイクを止め、声をかけてきた。
「あ、おはよう」
「おはよ。
なんで、バイク?
バイクは“咲菜ちゃんのために”乗んないことにしたんじゃなかったっけ?」
「あー、ちょっと、な…」
秋鷹がバイク出勤をやめた理由は“咲菜を後ろに乗せないため”だ。
秋鷹がバイクに乗ると、必ず後ろに乗りたがる咲菜。
しかし咲菜の服装は、決してバイクに相応しい服装ではない。
「せめて、パンツスタイルにして」と頼んでも“似合わないから”と拒否される。
だから秋鷹は“運動のためだから”と、交通機関を使うことにしたのだ。